横気泡管の点検と調整
・横気泡管の点検と調整について
測量機を使用する前には、機械が正常に機能していることを確認することが必要である。長期の保管後、運搬中または使用中に何等かの衝撃を受けたと思われる場合には、必ず点検する。
以下に現場の三脚上で点検、そして調整できるものについて説明する。
○横気泡管の点検と調整(縦気泡管の場合も同様に行う)
1.上部固定ねじを緩めて、横気泡管が整準ねじA、Bと平行になるように本体を回転させ、軽く固定する。
2.整凖ねじA、Bを回して横気泡管の気泡を中央に入れる。
3.本体を90°回転させ、整準ねじCで横気泡管の気泡を中央に入れる。
4.さらに本体を90°回転し、横気泡管の気泡が中央にあるか確認する。中央にある場合には、正常である。
5.中央からずれている場合には、ずれた量の1/2を整準ねじA,Bで戻す。
6.気泡のずれの残りの半量を、横気泡管を押さえているナットで気泡が中央に位置するように修正する。
・調整ピンを使い、横気泡管を押さえているナットを時計方向に回転させると、気泡はナットと反対方向へ移動する。
7.1から6を何回か繰り返し行い、どの方向でも気泡が中央にくるように調整する。
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