トータルステーション SX-105T(F)の特徴

メーカー:ソキア
トータルステーション SX-105T(F)
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トータルステーション SX-105T(F)【ソキア】の特徴

・厳しい環境にも強い自動追尾性能
 交通量の多い道路での視通遮断や、強い太陽光反射などからの影響を極限まで軽減。厳しい環境下でも優れた自動追尾能力を発揮し、ストレスのないリモートコントロール観測を実現します。
 追尾をロストした場合も、それまでのプリズムの軌跡と移動速度を解析して“現在”の位置を予測する「予測機能」を搭載。再捕捉が効率よく行えます。

・長距離ノンプリズム測距と高精度測距を両立(RED-tech EDM)
 SXに搭載する光波距離計は、位相差測定方式で「高精度」にこだわり熟成を重ねたRED-tech EDMを採用しています。ノンプリズムの測定距離は、最大1,000m*。加えて、プリズム観測時の測距精度を、全機種1.5mm + 2ppmへと高精度化を果たしています。

*気象条件良好時(もやがなく視程が約40km、曇っていて陽炎がない)で、KODAK Gray Cardの白色面(反射率90%)の測定面照度が500lx以下の場合。

・信頼の測角システム
 測角に最適化したコード技術と先進のデジタル技術を駆使したアブソリュートエンコーダにより、角度測定の粋を極めました。さらに1″精度のSXには、画期的な自己校正機能「IACS(Independent AngleCalibration System)」を搭載し、高精度トータルステーションに求められる信頼性を大幅に高めています。

・LongRangeデータコミュニケーション
  BluetoothRクラス1無線を搭載し、安定した無線接続が行えます。また、RC-PR5を使用する事で、長距離無線接続を実現。単なるケーブルレスにとどまらずシンプルな装備で、現場にあった効率の良い測量のスタイルを選択できるようになります。

・機動性を極限まで追求したリモートコントロールシステムRC-PR5
 プリズムの捕捉から観測までの時間を飛躍的に短縮し、SXの自動視準・自動追尾を強力にサポートするシステム(リモートキャッチャー)です。プリズム側の観測者が持つリモートコントローラーからは幅の広い扇状のサーチ光が照射され、その光を感知したSX本体は最短の旋回で素早くプリズム方向に振り向き、視準します。

・小型軽量のリモートコントローラーRC-PR5
 リモートコントローラーRC-PR5本体の重量はわずか470gで、軽快な観測を実現。標準モードで40時間、遠距離モードで35時間と長時間の連続使用が可能です。

・360°プリズム ATP1・ATP1S
 6個のプリズムで構成される360°プリズムは、SOKKIA独自の設計。通常のプリズムと同等の高い観測精度を実現します。

・IP65の高い耐環境性能
 SXは保護等級IP65に準拠し、クラス最高水準の防塵・防水性能を実現しています。

・操作パネルとキーボード
 操作パネルには、大型カラー液晶ディスプレ−と、数値入力が容易な10 キーボードを搭載。スターキー【★】を新搭載し、よく使う設定を瞬時に呼び出せます。キーボードには文字が読める透過型バックライトを搭載し、薄暮時やトンネルの中でも快適に操作できます。

・ガイドライト
 視認範囲1.3〜150mと広範囲なガイドライトを標準搭載。1つの照射口から緑と赤2つの光を発光し、近距離でも簡単かつ正確に望遠鏡の視準方向を特定できます。

トータルステーション SX-105T(F)【ソキア】の仕様

機種名SX-105T(F)
タイプ自動追尾
自動追尾/自動視準/駆動系
自動追尾機能
自動視準機能
最大回転速度 / 最大追尾速度85°/秒 / 20°/秒
自動追尾・自動視準距離範囲360°プリズムATP1: 2m〜600m、プリズム5型: 1.3m〜600m、
ピンポールプリズムOR1PA: 1.3m〜500m、1素子AP反射プリズム: 1.3m〜1,000m
測角部 アブソリュート・ロータリーエンコーダー方式
表示単位1″/5″
測角精度(JIS B 7912-3:2006)5″
角度補正装置2軸自動補正、補正範囲: ±6′
測距部位相差測定方式
プリズムモード測距範囲360°プリズムATP1: 1.3m〜1,000m、ピンポールプリズムOR1PA/プリズム5型: 1.3m〜500m、1素子AP反射プリズム×1: 1.3m〜6,000m( 気象条件良好時*1)、1素子AP反射プリズム×3: 〜10,000m( 気象条件良好時*1)
測距精度(D:測定距離)±(1.5mm + 2ppm x D) m.s.e.
反射シート測距範囲RS90N-K:1.3m〜500m、RS50N-K:1.3m〜300m、RS10N-K:1.3m〜100m
測距精度±(2mm + 2ppm x D) m.s.e.
ノンプリズムモード測距範囲白色面:0.3m〜1,000m(気象条件良好時*1)
測距精度(D:測定距離)±(2mm + 2ppm x D) m.s.e. (D:0.66m〜200m)
データ記録・インターフェース・通信部
OSWindowsR Embedded CE.6.0
ディスプレー3.5型QVGA透過TFTカラー液晶
メモリ内部500MB(プログラム領域含む)
インターフェースシリアルポート(電源と共用)、USB 2.0(Type A/mini B)
Bluetooth無線機能Class 1 (通信可能距離:600m*2)
諸般
レーザー照準機能ON/OFF選択可
ガイドライト発光ダイオード(LED)(赤626nm/緑524nm)
整準台着脱式
F:センタリング式
防塵・防水保護等級IP65( JIS C 0920:2003)
動作温度範囲-20℃〜+50℃
寸法 (mm)230 (W) x 207(D) x 393 (H) mm(突起物含まず)
機械高196mm(整準台取付面より)
236mm(センタリング式:三脚取付面より)
質量(BDC70含む)7.0kg (着脱式)、6.8kg(センタリング式)
バッテリー/使用時間*3内部バッテリー BDC707.2V、5.2Ah / 4時間
外部バッテリー BDC617.2V、13Ah(オプション) / 12時間
レーザー安全規格(JIS C 6802:2011)プリズム・反射シート測距:クラス1(不可視)、ノンプリズム測距・レーザー照準:クラス3R(可視)
国土地理院登録2級Aトータルステーション

*1 視程が約40kmで、雨上がりの曇った状態でかげろうがなく風が適度にあるとき。
*2 機器間の障害物その他の環境条件により変化する可能性があります。
*3 使用温度+20℃の場合。自動追尾と測距を同時にし続けた場合。

トータルステーション SX-105T(F)【ソキア】の簡易取扱説明書

【トータルステーション SX-105T(F) アイスピースの取り付け方法】
1、アイスピースの取り付け方法
(1)接眼レンズを外します。(レンズの根本から反時計回し)
(2)アイスピースを接眼レンズ部分にはめ、銀色部分から時計回りに回します。
2、アイスピースの外す方法
(1)銀色部分を反時計回りに回し、アイスピースを外します。
(2)接眼レンズを取り付けます。
(3)接眼レンズをはめ、根本から時計回りに回します。

 自動追尾トータルステーション は他に以下のレンタル機材をご用意しております。


トータルステーション SX-105T(F)
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