レーザーセンサー LS-B110Wの特徴
メーカー:トプコン<レーザーセンサー LS-B110W【トプコン】の特徴>
・発光器との組み合せで、造成工事・圃場整備などの土木現場に対し、精度向上・作業効率向上を提供できます。
また、建設業のみならず、農業での利用も広がりを見せています。
・測定項目 レーザー受光器
・取付可能寸法 単管(丸パイプ):45から51mm
<レーザーセンサー LS-B110W【トプコン】の仕様>
型式 | LS-B110W | |
---|---|---|
受光角度 | 360 ° | |
検出範囲 | 250mm | |
検出精度 | モード1 | ±3mm |
モード2 | ±6mm | |
モード3 | ±15mm | |
モード4 | ±30mm | |
表示方法 | 9 段階表示 | |
使用温度範囲 | -20 から 50 ℃ | |
寸法 | 158(W)×85(D)×330(H)mm | |
重量 | 2.3kg | |
電源 | 単2 乾電池×4 | |
電池寿命 | 40 時間(アルカリ) | |
オプション | リモートディスプレイ(RD-100W) |
[オプション]リモートディスプレイ RD-100W【トプコン】
・LS-B110W用オプションRD-100Wを利用すればキャビン内でディスプレイを確認することが可能です。 ・LS-B110Wとは無線による接続が可能※ ですので、配線等は不要です。また、オングレードマッチングの設定も手元の操作で行なうことが可能です。 ※LS-B110Wを外部電源で使用する場合や、マシンコントロール等の外部通信を利用する場合、RD-100Wの無線通信は利用できません。 |
リモートディスプレイ RD-100W |
<レーザーセンサー LS-B110W【トプコン】の簡易取扱説明書>
【レーザーセンサー LS-B110Wとリモートディスプレイ RD-100Wの使用方法】
1、測定用準備
(1)重機の作業機アーム・ブームまたはブレードを動かし、刃先を基準位置にします。
(本機には発光機が必要です。レベルプレーナーまたはローテティングレーザーを必要に応じて用意してください)
(2)単管パイプを準備し、単管パイプを重機のアーム・ブーム・ブレードへ溶接等で取り付けてください。
(3)単管パイプに本体裏面のクランプでレーザーセンサーを取り付け、本体表面のクランプノブを締めて固定します。
(4)発光機(レベルプレーナーまたはローテティングレーザー)をご用意ください。
(発光機・レベルプレーナー/ローテティングレーザーは付属していません)
(5)例としてローテティングレーザーでご説明いたします。ローテティングレーザーの電源ボタンを押して電源を入れてください。
(6)本体のレーザーセンサーの電源スイッチをおよそ2秒押して電源を入れてください。
(7)重機の作業を停止させた状態で、レーザーセンサーの位置を上下に動かし、発光レーザーと同じ高さに調整してください。
(8)取り付け用クランプをしっかり締めてください。
(9)これで基準位置の設定は完了です。
2、測定方法
(1)表示部の指示に従い重機を動かし、基準の高さを確認しながら作業を行ってください。
(2)レーザーセンサーは固定し、重機のアーム・ブームまたはブレードの高さが上下します。
(3)本機では検出分解能を変更することができます。
(4)作業目的に合わせてモード切替スイッチを押して1から4を選択してください。
(5)パワーセーブ機能:レーザー光を5分間受光しないと省電力状態になります。
(6)オートカットオフ機能:レーザー光を60分間受光しないと自動的に電源が切れます。
(7)本機にはチルト(傾斜検出)機能があり、前後左右の傾きを表示します。
(8)分解能スイッチとチルトスイッチを同時に4から5秒押すとチルト設定の切り替えができます。
(9)チルト方向前後→OFF→左右の順に設定が切り替わります。
(10)チルト機能を設定している時、チルト方向を表すマーク横のLEDが点滅します。チルト機能がOFFの時はLEDは点滅しません。
(11)チルト機能で左右の傾きを検出する際、垂直の時は緑のLEDが点灯、左に傾いている時は左のLEDが点灯、右に傾いている時は右のLEDが点灯します。
(12)チルト機能で前後の傾きを検出する際、垂直の時は緑のLEDが点灯、前後に傾いている時は左のLEDは点灯しません。
(13)チルト精度の切り替えを行う際は、チルトスイッチを1から2秒押してください。
(14)普通精度→高精度に切り替えることができます。作業目的に合わせて選択してください。
(15)測定を終了する際は本機レーザーセンサーの電源スイッチを3から4秒押して電源を切ってください。
(16)ローテティングレーザーの電源ボタンを押して電源を切ってください。
(万が一、雨に濡れた場合は本機を乾かしてからケースに収納してください。濡れたまま収納すると冠水し故障する恐れがありますのでご注意ください)
3、リモートディスプレイRD-100Wの使用方法
(1)リモートディスプレイRD-100Wは重機のキャビン内にマグネットで取り付けてディスプレイを確認することが可能です。無線通信のため、配線等は不要です。
(2)測定準備です。レーザーセンサーとリモートディスプレイを近づけて操作を行います。
(3)両機の電源をONにしてください。用意したローテティングレーザーも電源をONにしてください。
(4)両方の無線通信スイッチを4から5秒押してください。
(5)設定中は無線通信の黄色いLEDが点灯します。
(6)設定が完了すると音が鳴り通信を開始します。
(7)通信中は無線通信LEDが速い点滅をします。
(8)通信を開始するとレーザーセンサーと分解能・チルト方向・チルト精度等が同じ設定になりました。
(9)測定方法です。リモートディスプレイはレーザーセンサーと同じ表示となります。
(10)高さの表示(上下)基準位置を表示し電子音が鳴ります。
(11)基準位置より低い時には断続的にブザー音が鳴り、基準位置より高い時には短く細かいブザー音が鳴ります。
(12)本体レーザーの基準位置と同じ高さになった時、一定した音のブザーに変わりますので表示バザー音の指示に合わせて作業を行ってください。
(13)チルト機能も高さ表示と同様にリモートディスプレイとレーザーセンサーが同じ表示をします。
(14)無線通信時、リモートディスプレイでチルト方向の切り替えができます。
(15)分解能スイッチとチルトスイッチを同時に2から3秒押すとチルト設定の切り替えができます。
(16)チルト方向前後→OFF→左右の順に設定が切り替わります。
(17)チルト精度の切り替えを行う際は、チルトスイッチを押してください。
(18)普通精度→高精度に切り替えることができます。作業目的に合わせて選択してください。
(19)リモートディスプレイの分解能切替スイッチを押すとレーザーセンサーの分解能を変更することができます。
(20)作業目的に合わせて1から4のモードを選択してください。
(21)測定を終了する際はリモートディスプレイの電源スイッチを2から3秒押して電源をOFFにしてください。
(22)レーザーセンサー・ローテティングレーザーの電源をOFFにしてください。
(万が一、雨に濡れた場合は本機を乾かしてからケースに収納してください。濡れたまま収納すると冠水し故障する恐れがありますのでご注意ください。
マシンコントロールセンサー は他に以下のレンタル機材をご用意しております。
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