光学式セオドライト TM20ES

○小型・軽量ながら高精度、堅牢設計
○使いやすい操作機構の採用でさらに充実。

<光学式セオドライト TM20ES【測機舎】の概要>

直読20″デジタル読みセオドライトTM20ESが使いやすく、そして読みやすくなりました。
特に測定者の動作を徹底的に解析して、つまみなどの操作系の機械設計、また明るくシャープに目標を捉える望遠鏡や楽に読み取れるデジタルマイクロメータ等の光学設計に充分な研究を重ね、性能を一段と向上させました。現場のニーズにお答えして、小型・軽量化し、しかもあらゆる環境下での作業に耐えられるよう、さらに堅牢に設計されています。
地形測量、一般土木･建築測量に活躍し、光波距離計RED2L/2A、REDmini² (柱上タイプ)との祖み合わせも可能です。

<光学式セオドライト TM20ES【測機舎】の特徴>

• のぞきやすい求心望遠鏡
  測点上に正確に機械を据え付けることは、欠かすことのできない重要な作業のひとつです｡
  TM20ESの光学垂球は､視準望遠鏡を避けて、中心からずれた覗きやすい位置に設計変更しましたので、楽な求心確認ができ、作業を能率的に進めます。さらに、ピント調整の合焦つまみは、４本の焦点板二重丸調整ネジの保護を兼ねた新しいデザインです。
• 使いやすい操作つまみ
  TM20ESの操作つまみは､固定から微動へ、測定者の自然な手の動きに合わせて、できる限り近づけて平行に位置を移しました。また、上部と下部のつまみは、指先の感触で区別できるよう形状を変えてありますので、誤操作の心配がありません。初めて使用する人でも目標を視準したままで、楽に操作できます。
• 複軸機構
  TM20ESの縦軸は複軸機構です｡水平角を求めるとき、どのような目盛位置からでも測角できるように、上部機構と水平目盛盤は別々に回転させることができます。
• 望遠鏡気泡管
  望遠鏡には、測機舎のすぐれた気泡管技術が創りだす40″/2mmの高精度気泡管が付いています。正確な天頂角が測定できます。
• 水平目盛盤0ポイント
  水平目盛盤回転リングには、0ポイントが付いていますので、マイクロメータを覗きながら0°にセットできます。
• 光波距離計搭載可能
  TM20ESは専用アタッチメント(SB25)で測機舎光波距離計RED2L/2A、REDmini2 (柱上タイプ)と簡単に組み合せできます。
• 直読20秒デジタル表示
  TM20ESは特殊なデジタルマイクロメータ機構を内蔵し、測角値がすべて数字で表示されますので、誤読の心配がなく瞬間の読み取りが可能です。また、淡いグリーンバックにうつしだされる読みやすい数字書体が目に疲労を与えません。
• 望遠鏡性能が一段とアップ
  望遠鏡の対物レンズ有効面積を大きくして、明るさが20％も向上しました。
  明るい視野とシャープな十字線、そして30倍の高倍率望遠鏡が目標物を的確に捉えます。またスタジア測量用に4本のスタジア線が上下・左右に刻まれています。
• TM20ESはシフティング式
  整準ねじで水平にセットした本体を、そのままの状態で平行移動できます。光学垂球との併用で迅速・正確な求心作業が行えます。

<光学式セオドライト TM20ES【測機舎】の仕様>

<光学式セオドライト TM20ES【測機舎】の簡易取扱説明書>

【光学式セオドライト TM20ESのアイスピースの取り付け方法】
1、アイスピースの取り付け方法
（1）接眼レンズを外します。（レンズの根本から反時計回し）
（2）アイスピースを接眼レンズ部分にはめ、銀色部分から時計回りに回します。
2、アイスピースの外す方法
（1）銀色部分を反時計回りに回し、アイスピースを外します。
（2）接眼レンズを取り付けます。
（3）接眼レンズをはめ、根本から時計回りに回します。